神戸に住んでいる高校〇年生です。
冬休みに横浜から、〇学〇年生のいとこが友達3人と遊びに来ました。
夜、スーパー銭湯に5人で行きました。
はじめはみんなタオルで隠して湯船の縁にすわっていましたが、毛が生えてるかで盛り上がり、見せ合うことになりました。
「いっせーのせっ。」
僕は高校の友達と来るときは隠してるけど、今回は余裕でタオルをはずしたのですが、びっくり。
ひとりはまだつるつるで、いとこも含めてほかの3人も少し生えてきたところだったけれど、みんな剥けていたんです。
そんなに大きくはなかったけど。
僕は毛は生えそろっているけど、先まで皮がかぶった包茎です。
「啓太兄ちゃん、ボーボー。」
「まあな。」
と言ったけど、僕はみんなが剥けてることのほうが驚きで
「いつ剥けたん?」と聞いてしまいました。
そしたら、〇学校に入学する前に切ったんだと。
その学校では、切ってない子も何人かはいるけど、ほとんどが切っているらしい。
それからはみんな隠さないし、今更僕だけ隠すのもどうかと思って
そのまま包茎をさらして移動したけど、むっちゃ恥ずかしかった。
「横浜って、みんな剥けてるん?」って僕が聞いたら、
「わかんない。神戸では切らないの?」って聞かれたから、
「切らへんで。」って言いました。
「ふうん。じゃあ、いつムケチンになるの?」
「えっ?うーん、大人になったらや。」
「ふうん。」
〇学生たちは周りを見渡しました。
周りにはおじさんばかりで、みんな剥けていたので、納得したようでした。
「神戸では、高校生でも剥けてないんだね」

僕は、多分そうだと思っていたので、「そうや。横浜はおかしいわ」と言いました。
ところが洗い場で体を洗っていると、僕の隣のクラスの生徒が3人で入ってきました。
3人ともタオルで隠していましたが、僕たちに気づくと、声をかけてきました。
「啓太、来てたんか?」
「うん、いとこたちと一緒やねん」
「こんにちは」
〇学生たちが言いました。
「こんちは」
隣のクラスの子たちは湯船に向かいました。
洗い終わっていとこたちと湯船に行くと、彼らはまだ湯船の縁に座ってしゃっべていました。
〇学生はみな隠さなかったけど、僕はタオルを軽く前にあてていました。
〇学生がみな剥けているのを見て、彼らも驚いたように僕には見えましたが、そのことは言いませんでした。
「啓太、この子らどこに住んでるん?」
と聞いてきたので、「みんな横浜や」と答えました。
それから、クラブのことなどをみんなで話しました。
話が一通り済んで、湯船につかるとき、高校生もタオルをはずしました。
「君たちズルムケやな」
と言いながら、タオルをはずしたのですが、高校生3人のうちひとりは半ムケ、
あとの二人は僕と同じで先まで皮がかぶっていました。
そして、「俺たちも剥いとこか」と言って3人とも剥いてしまいました。
「えっ!?」
僕は驚きました。
実は僕は全部剥いたことがなかったんです。
というか、剥けない。
そこへ追い討ちをかけるように「啓太も剥けや」と言われました。
いとこたちも僕のほうを向いて、7人から注目されました。
でも、でも、僕は剥けない。
どうしよう。
「俺はいいよ」
と僕は言いました。
「でも〇学生でも剥けてるんやで。」
「こいつら、切ってんねんで。人工や」
僕は必死でしたが、言い方にちょっと侮蔑するような響きがあったので、
いとこがむっとして言いました。
「切ったほうがいいじゃん。啓太兄ちゃんは神戸の高校生は剥けてないって言ったけどさ、
ドリルちんちんより、いいじゃん」
「神戸の高校生は剥けてない?啓太そんなこと言ったんか?
なあ、君たち、剥けてないんちゃうで。おれらのチンチン見てみ。」
「うん、剥けてる。でも、啓太兄ちゃんは?」
「啓太、剥けや。お前ドリルって言われてんぞ。神戸の高校生はってなんやねん」
「啓太、ひょっとして真性?」
いとこの前でなんてことを。
でも図星でした。





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