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美少年てんまつ記

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洋一は、〇学二年の時,剣道部に入った。

全校一の優良児が剣道部に入った事は剣道部にとって良いPRとなった。

しかし、洋一にとっては剣の道を覚えるより他のことを覚えることとなった。

洋一の健康で明晰に富んだ顔つきは

純真な少年の気持ちを表すかのように清く美しく全校の羨望の的だった。

しかし、いくら洋一が剣道部の部員に歓迎されて入部したとしても、

所詮は、〇学二年生。

下級生であることに変りない。

下級生は下級生としての修行をしなければならない。

日々のつらい練習に、なんとか目をかけてくれる上級生がいた、それは主将だった。

洋一が入部して半月たったある日のこと、いつものように練習が終わってみんなが帰り、

その時の更衣室には、すでに部員の姿は無く、4,5人の上級生が薄暗い部屋の中に残っていた。

洋一は剣道着を脱いでパンツになり、ズボンを穿こうとした時,

それをまっていたかのようにいきなりその中の一人が、洋一の背後に回って羽交い絞めにした。

洋一は「何するんですか」と詰問したが相手方は黙って洋一を堅く抑えた。

多勢に無勢で洋一の体はついに部屋の土間にしっかりと押さえつけられてしまったのである。

目と目をかわしていた彼らは洋一の最後の物まで剥いでしまった。

洋一は事の成り行きに驚き、暴れて見たがしっかりと抑えられていてはちょっとの身動きも無理であった。

そのうち、洋一は、かって今まで感じた事の無い刺激が、

自分の最も恥ずかしい処に加えられていることに気ずいた。

その刺激は執拗に、ある時は強く、あるときは弱く繰り返された。

見る見るうちに洋一のそれはアンズの色を思わせるかのように色ずき、堅く怒張していった。

刺激を加える上級生の荒い息ずかいとあいまって、

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洋一の鼓動も怪しくゆれ、その頂点にきたかのように両足を堅く踏ん張ったと思うまもなく、

洋一のせつない「あっ!」という呻きとともに、白い液は先端より飛び散った。

洋一の桃色ずいた頬が真っ赤に染まり息ずかいも荒く臍幅が上下してる線より下のほうに、

女の子の両腿を思わせる白いむっちりした両腿が痛いように上級生の目に映った。

それよりまして、〇学二年生と思われないほどの洋一のそれから、なごりの白い粘液が、

生え揃わない春草に似た毛の上にじっとりと濡れていくのを見て、

誰も声も出ないほど興奮を覚え、部屋全体に不気味な静けさが漂った。

その翌日、洋一は恥ずかしさをこらえて主将の家を訪ねその顛末を話した。

「どうもすまん」

「今までもあんな事、よく行われてたんだよ。

現に僕だって入部した当初,やっぱり君と同じような事されたよ。」

主将は自分の経験を話すうちにそのことが思い起こされたのか、話に熱を帯びてきたようだった。

洋一はその話を聞いているうち、そんなことが公然と行われてる事に対し一種の嫌悪を感じるとともに、

反面主将の話からある程度是認しても良いというような気になってきた。

主将はなおも話を続けた。

「何にも知らない君にこんな事を言って怒るかも知れないが、

君は上級生から目を付けられていたんだよ。体はいいし、かわいい顔をしてるし、

勉強は出来るし、いったいどの部に入るかみんなで賭けをしていたくらいなんだよ。

実は僕もその一人だった。それが僕の部にはいったのだからうれしかった。

みんなからものすごく羨ましがられた。」

「でも僕は君に何もしないようにと心に決めたのだ。

それで無くとも外のやつらは、お前うまい事やってるんだろうなんて、よく言われたからね。」

「けれど、僕は君が好きでたまらないんだ。他のやつらが僕より先に君に手を出すんだったら、

もっと早くやってしまいたかったよ、ごめんね、こんなこと言って。」

洋一はなんだか泣きたくなった。

主将はぼくのことをそんなに思ってくれていたのか。

僕も主将が好きです、だから何でもやってください。

心の中ではそう思っていても口には出せず、洋一は主将の胸の中に飛び込んだ、

思わぬ洋一の急変に驚いた主将だが、幼い体臭のする洋一の体と、

泣きじゃくるごとに揺れる幼い肩の上下するのを見て、

いとおしさが急に増してきてしっかりと洋一を抱いた。

しばらくそのままの状態でいたが、主将の手は動いて,洋一のズボンのバンドにかかった。

「いいね!」

と目頭で洋一の顔を覗きこんだ主将の手は洋一のぴょこんとした許しの合図に勢いずいて、

ズボンは下に降ろされた。

そこには純白のパンツが目に染みて見え,

既に大きく膨張したそれの形がそのままにくっきりとしていた。

洋一はされるがままに主将に身を委ねた。

これでいいんだ。

僕はあの時の興奮が恥ずかしいけど、忘れられなくなってしまったんだ。

僕のことを一番かわいがってくれる主将なら、やられてもいいんだ。

僕はいけない事をしてるんだろうか、嫌そうじゃないんだ。

洋一は目をつぶって自問自答している間に真っ裸にされてしまってることに気が付いた。

目を明けて主将を見ると自分も真っ裸になっていた。

さすがに上級生らしい逞しさだった。

赤銅色にかがやく皮膚の色、上級生らしく堅くズキンズキンと脈打ってるのが

黒い草むらの中から見えた。

荒い息ずかいと共に主将が覆いかぶさってきた。

全身を嘗め回す感じ、みるみるうちに洋一の体は粘液に濡れる。

主将の手は洋一のそれをまさぐる。

洋一も既に堅くなった主将のものを激しく求める。

カモシカを思わせる二人の脚のもつれ合い、

うねり・・白濁した液を互いの手の中に感じ、吹き上げた。

洋一の脱ぎ捨てられたパンツの白さが薄暗くなった部屋の片隅にくっきり浮かんで見えた。

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